紙印判 隅切り皿 富士越龍
葛飾北斎の最後の作品で好きな
富士越龍をおもわせます。
富士を越えて昇天する龍は
出世のシンボルで不老長寿の吉祥紋です。
手触りはしっとりとした質感、
使いやすそうな珍しい角皿です。
ベロ藍紙摺り印判皿は江戸の元禄時代からある技法で、
型紙摺絵 布染めなどに使われる型紙を使い、プリントします。
柿渋のようなもので防水処理をした紙に文様を彫り、それを作品に押し当てて
上からブラシで染料をこすりつけて絵柄を出します。
現代では出回らない、印刷のズレやカスレもご愛嬌。
プリント大量生産されたのに1つ1つ違う手仕事なのです。
■ 表示は1点での価格になります。
※中古品ですので、新品のようなコンディションではない事をご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。
時代を経てきた独特の味だと思って頂けると幸いです。